Pelican + GitHub Pagesで公開したブログを独自ドメイン化
Posted on 2019/03/25 in blog , Updated on: 2019/03/30
はじめに
[pelican] GitHub Pages を使ってブログを公開するでも、 紹介したが、GitHub Pages を利用して公開している静的サイトは、昨年のアップデートで独自ドメイン化+HTTPS化に対応した。 本記事では、お名前.comで独自ドメインを取得し、そのドメインを使って独自ドメイン+HTTPS化する手順を紹介する。
独自ドメインの取得
お名前.comにアクセスし、アカウントを作成後、"お名前.com Navi"にログインする。
画面左上、ドメイン
タブをクリック。
>
画面右上、+ドメイン登録
をクリック。
次画面で、任意のドメイン名を入力、取得可能であれば申し込みへ進む。
申し込み画面で、「Whois情報公開代行」というオプションが表示される。(2019/03現在)
これは、ドメイン登録者の氏名・住所・電話番号・メールアドレス等といった各種情報を、
プライバシー保護の観点から「お名前.com」の情報に代えて掲載するサービス。
有料オプションだが、新規登録と同時に申し込めば、1年間は無料のため申し込みをお勧めする。
最後に、支払い情報を入力、決済して完了。
独自ドメインの設定
お名前.com Navi のドメイン設定
タブをクリック。
画面左部の、DNS関連機能の設定
をクリック。表示されたドメインを選択し、次へ進む
をクリックする。
画面中部の、DNSレコード設定を利用する
の設定する
をクリック。
遷移先画面中部のA/AAAA/CNAME/MX/NS/TXT/SRV/DS/CAAレコード
の欄で、下記のように入力。
- ホスト名 : www
- TYPE : CNAME
- VALUE : [ユーザ名].github.io
ホスト名は、任意の文字を入力、「TYPE」はCNAME、「VALUE」は転送先のドメインを入力する。
入力したら、右端の追加
をクリックし、画面一番下までスクロールし、確認画面へ進む
をクリック。
次ページで設定内容を確認し、設定する
をクリックして完了。
pelican での設定
ローカルの pelican プロジェクト内のcontent
フォルダ内のextra
フォルダ(無ければ作成)内に、
CNAME
(拡張子等は無し)ファイルを作成する。CNAME
ファイル内には、お名前.comで設定した独自ドメイン名を記述する。
例 : CNAME
www.~blog.com
そしてブログをプッシュする際と同様に、GitHub Pages へプッシュする。
$ make publish
$ ghp-import output
$ git push origin gh-pages:master
GitHub Pages での設定
GitHub ヘアセスし、[ユーザ名].github.io リポジトリへ移動し、Settings
タブをクリック。
Custom domain 欄に、CNAMEへ記載したドメインが入力されていることを確認(されていなければ入力)し、Save
をクリック。
さらにその下の Enforce HTTPS
にチェックを入れる。
これで、pelican + GitHub Pages で公開しているブログを独自ドメイン化させることができる。
設定が反映されるまでに数分のタイムラグがあるのでしばらく経ってから、独自ドメイン名でWebブラウザから確認。